快速アルレッキーノ、スピード出世だ「1600メートルがベスト」ルメール/サウジアラビアRC

厩舎周りで乗り運動するアルレッキーノ

5日東京のサウジアラビアRC(G3、芝1600メートル)は、快速アルレッキーノ(牡、国枝、父ブリックスアンドモルタル)が注目される。半兄ノッキングポイント、半姉チェルヴィニアに続く重賞Vへ、ルメール騎手が導く。

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チェッキーノ(16年オークス2着)の3番子は紛れもないマイラーのようだ。アルレッキーノは前走新潟の未勝利戦(芝1600メートル)をスピードの違いで逃げ切り、単勝1・1倍に応えた。2ハロン目と7ハロン目に楽々10秒台のラップを刻んだ。ステッキを入れる必要がなかったルメール騎手は「楽勝でした。逃げてからは冷静に走れた。1600メートルがベスト」と適性距離を断言した。控える競馬ができれば幅が広がるが、2戦とも馬の前進気勢をそがずにハナに立つ競馬。とにかく天性のスピードが一番の武器だ。

前走後はノーザンファーム天栄に放牧されて9月19日に帰厩した。26日の1週前追い切りではウッド5ハロン65秒5、ラスト37秒2-11秒3を馬なり。この日2歳の2番時計をマークしている。

1日の状態を確かめた鈴木助手は「スピードが違う。線が細くてもう少し体はほしいが、カイバは食べている。気になることはない」と笑みを浮かべた。最近10年の勝ち馬から、5頭(クラリティスカイ、ダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、ドルチェモア)がG1馬になった出世レース。将来を占う一戦となる。【岡山俊明】