有力馬のほとんどが前…展開が向く3歳馬の一発だ!シュンヤの予想/毎日王冠

シュンヤの予想

昨年の凱旋門賞。日本で一番叫んだのは私かもしれない-。

「スルーセブンシーズ頑張れ! ルメール頼む! 日本の夢! 私の夢!」と思いながら、手のひらに大粒の汗をかき、夢中になってレースを見守った。実家のシングルサイズのベッドに座り込み、亀のように首を伸ばし、32インチの画面に目の焦点が合うギリギリの距離まで近づいた。

そして、事件は起こった。興奮しすぎた結果、スルーセブンシーズの馬番をド忘れしてしまったのだ。しかし、レースは最後の直線。歴史的な瞬間を目に焼き付けなくてはならないのだからのんきに馬番を調べている暇はない。

その時だ。1つの数字が頭の中に飛び込んできたのだ。13番…、そうだ、13番がスルーセブンシーズだ!

13番の馬は他馬を圧倒する脚を披露した。先頭に立った瞬間、勝利は確信できるものに変わった。私は思わず声をあげた。ゴールする2秒前からフライング気味に喉を開いておいたので声がよく通った。結果、見事な1着でのフィニッシュ。サッカーW杯でスクランブル交差点に飛び出す人をばからしく思っていた自分を殴りたくなるほど、誰でもいいから喜びを分かち合いたかった。

時は進み、1秒後。興奮はチキンのようにすぐ冷めた。13番、よく見たら、全然違う馬でした。スルーセブンシーズさんは9番でした。ルメールさんガッツポーズしていませんでした。キャロットファームの勝負服を間違えるなんて、どれだけ興奮してたんだ…。

以上が私的「昨年凱旋門賞のハイライト」でした。そして、今年こそは頼むぞ、チーム・ジャパン。

気持ちを切り替え、最後は毎日王冠の予想で締めよう。

◎オフトレイルの可能性を信じたい。今回の有力馬のほとんどが、ある程度前の位置でレースを運びそうだ。その中で前走のラジオNIKKEI賞のように後方でストレスなく脚をためることができれば一発ある。馬連(13)-(2)(9)(10)(11)(12)(14)の6点で勝負。ちなみに京都大賞典は自信の◎ブローザボーン。凱旋門賞は◎ソジーです。

◆シュンヤ 日刊スポーツを愛読する若き競馬予想家。12月9日、大阪生まれ大阪育ち。好きな馬はノームコア。就職試験でJRAの採用試験を受験するもあえなく撃沈し、現在は夜の仕事に励んでいる。好きなサッカー選手はリオネル・メッシ。尊敬する記者は高木一成記者(前東京本紙担当)。春のG1シーズン、夏競馬で負けまくり、秋競馬で反撃を期す。