日刊スポーツ(西日本版)の紙面で人気のコーナー「俺の秘密兵器」。本命の理由が書き切れなかった馬、本命にはできなかったけど相手に押さえたい馬など、記者のひそかな狙いを伝えます。
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シンエンペラーを矢作師や坂井瑠星騎手が落札した一昨年8月のアルカナ社セール。カタログと落札結果を見ていて、知ったのですが、今年の凱旋門賞に出ているルックドゥヴェガとサンウェイも同じセールの出身でした。英国から参戦する△サンウェイが「俺の秘密兵器」です。
カタログを見たら、この馬の全兄シリウェイは20年のジャンリュックラガルデール賞(凱旋門賞ウイークに行われる2歳G1)と、21年の英チャンピオンSを勝っています。それで思い出しました。英チャンピオンSの前走で凱旋門賞を走っている(5着)んですよね、シリウェイ。トルカータータッソが勝って、実況のアナウンサーが「トルカータータッソかっ、ゴールイン! 1番、ドイツ調教馬っ」って伝えた後に、画面に大きく映ったのが、同じ黄色を基調にした勝負服のシリウェイで実況アナが沈黙しちゃって、一瞬、「放送事故?」って思わせた、あのシリウェイです。
愛ダービーはロスアンゼルスを追い詰めた2着で、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSは4着に踏ん張って、3着に敗れた前走の英セントレジャーを見直したら、直線半ばでどん詰まりなんですよね。お兄さんのシリウェイは道悪巧者だったので、馬場悪化ならさらに魅力が増す1頭。◎は打ち切れませんでしたが、一発あっておかしくない馬なので相手に押さえます。