オーストラリア遠征中のワープスピード(牡5、高木、父ドレフォン)が出走するコーフィールドC(G1、芝2400メートルが19日(土曜)にメルボルンのコーフィールド競馬場で行われます。
コーフィールドCに日本馬が挑むのは昨年のブレークアップに続き、これが12頭目。14年にアドマイヤラクティ、19年にはメールドグラースが制すなど、日本馬にとって相性の良いレースです。
1周2070メートルの左回りコースは日本にない洋梨型。2400メートル戦は直線入り口付近に置かれたゲートから発走し、コーナーを4度まわって約320メートルの直線で雌雄を決します。
菅原明騎手とのコンビで臨むワープスピードはトップハンデ馬より0・5キロ軽い54・5キロ(最軽量は50キロ)を背負ってフルゲート18頭の19番枠からの発走。これは3頭の補欠馬にも枠順が割り振られているからで、出走が確定している馬から欠場馬が出なければ、内にずれて16番枠からの発走となります。
トリッキーなコースで外枠は有利とは言えませんが、21年優勝のインセンティヴァイズは大外18番枠を引きながら、向正面で3番手にポジションをあげて後続を3馬身半ちぎって圧勝しています。
迎え撃つ地元勢の代表は欧州からの移籍馬で、J・モレイラ騎手とのコンビで9月のG1アンダーウッドS(芝1800メートル)に優勝し、前走のG1ターンブルS(芝2000メートル)で頭差2着したバッカルー(せん5、父ファストネットロック)。欧州時代は重賞未勝利でしたが、昨秋にC・ウォーラー厩舎に移籍し、この春に去勢手術を受けてからは4戦2勝、2着1回と好調。8番枠からハンデ54・5キロで出走します。結果次第で予備登録したジャパンC出走も見えてきます。
このレースで2勝しているウォーラー厩舎は、これ以外にも有力馬のランドレジェンドを出走させています。こちらは1番枠を引き当ててハンデは53キロ。Z・パートン騎手が香港からやってきて手綱を握る予定で、香港でリーディングを争った2人が、豪州で火花を散らします。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)