カーインライジング(セン4、D・ヘイズ)は危険な人気馬だ-。香港スプリントは02年からG1競走に昇格。芝直線1000メートルだったのが、06年から芝1200メートルになった。06年から昨年までの18回で、枠順別で勝利がない枠が2つだけある。それが11番枠と13番枠だった。“鬼門”の11番枠に決まったデヴィッド・ヘイズ師は「内ラチに近い方が良かったけど、包まれる心配がないのはいいですね。スリーワイド(外外をまわって併走する形)にならないように願っている。それだけです」とコメントしている。
カーインライジングは前走ジョッキークラブスプリントをゴール前で流しながら、17年ぶりにコースレコードを更新。ここまで10戦8勝2着2回の戦績で、今年の香港国際競走では香港カップのロマンチックウォリアーとともに主役級の評価を受けている。断然の1番人気で出走することになるが、あくまで今回はG1初挑戦の身。19年には同様にジョッキークラブスプリントを制し、G1初挑戦ながら日本国内のオッズで単勝1・8倍だったエセロが3着に敗れたこともある。鬼門の枠に入り、試金石の一戦になりそうだ。