剛腕健在!「強引に行くつもりで」内田博幸騎手のヒーローコールが逃げ切り/報知オールスターC

報知オールスターCを制したヒーローコールと内田博幸騎手(撮影・牛山基康)

<報知オールスターC>◇5日=川崎◇S3◇ダート2100メートル◇4歳上◇出走14頭◇1着賞金1400万円◇1着馬に川崎記念、ダイオライト記念の優先出走権

3番人気ヒーローコールが逃げ切り、戸塚記念以来の勝利で重賞5勝目を挙げた。勝ちタイムは2分17秒7。内田博幸騎手(54)は23年NHKマイルC以来、川崎では12年JBCスプリント以来の重賞制覇で、このレースは地方所属時代の05年以来3勝目。小久保智調教師(53)はこのレース初制覇となった。

◇ ◇ ◇

名手が魅了した。「枠順も内だったので、強引に行くつもりで」と鞍上。ハナを奪い、2番手から追いすがるライトウォーリアを振り切った。「チャンスを生かせたことがうれしい」。初騎乗のパートナーは先週の金盃から連闘。直前に来た騎乗依頼に応えた。

師は「ヒーローコールに申し訳ない」と言いながらも、前走3着で「目が覚め始めたなと思って」と連闘を決めたという。「疲れの度合いを見ながら」と今後は未定だが、覚醒した大器が中長距離戦線を盛り上げてくれそうだ。【牛山基康】

◆ヒーローコール▽父 ホッコータルマエ▽母 アインライツ(ティンバーカントリー)▽牡5▽馬主 山口裕介▽調教師 小久保智(浦和)▽生産者 坂本春雄(北海道新ひだか町)▽戦績 25戦9勝(うち中央1戦0勝)▽総獲得賞金 1億6677万3000円(うち中央454万3000円)▽主な勝ち鞍 22年鎌倉記念(S2)、23年雲取賞(S3)、黒潮盃(S2)、戸塚記念(S1)▽馬名の由来 ポーカーの手法の1つ