チェルヴィニア&プラダリア 伝統の一戦、オーバー110歳ベテランコンビの注目馬/京都記念

坂路で追い切るプラダリア

<追い斬り激論:京都記念>

今年で118回目を迎える伝統の一戦、京都記念(G2、芝2200メートル)の最終追い切りが12日、東西トレセンで行われた。

「追い切り激論」の担当は東京・岡山俊明、大阪・明神理浩の両記者。伝統の一戦にふさわしい、合わせてオーバー110歳のベテランコンビがそれぞれ、昨年の牝馬2冠チェルヴィニア(牝4、木村)と、昨年の覇者プラダリア(牡6、池添)に注目した。

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明神 118回目の京都記念に2人合わせてオーバー110歳。会社もよう考えたもんです。

岡山 年齢の話はよそうよ。実年齢はそうだけど、心は永遠の20歳。

明神 自分もどす。伝統の一戦なんで、たくさんのレースを見ている(はずの)我々に白羽の矢が立ったっちゅうわけです。

岡山 88年の関東馬カシマウイングは強かった。当時はハンデ戦で58・5キロを背負ってたからね。

明神 翌年のダイナカーペンターの逃げ切りも鮮やか。カーペンターは日本語で大工。母の父がダイクで何ともわかりやすい。

岡山 今年も伝統に恥じないメンバーじゃん。

明神 厳寒期にG1馬が2頭もいれば十分どすえ。

岡山 どちらも関東馬。

明神 2頭の比較は?

岡山 もちろん、チェルヴィニアだよ。

明神 まったく普通やないどすか。

岡山 普通でいいの。ボリュームのある馬体で格が違うって感じかな。

明神 追い切りの方はどないでした?

岡山 美浦ウッド3頭併せの真ん中で6ハロン85秒2-12秒0。手応え十分で、太田助手も「ゆとり自体はそこまでなかったですけど、それでも許容範囲内でしたし、最後まで走れていたので態勢は整ったと思います」と及第点。G1馬だからこれでOK。

明神 なにげに京都芝の外回りは初めてどす。

岡山 関係ない、関係ない。55キロでルメールだよ。買えない材料なんてないでしょう。

明神 ありますよ。

岡山 何?

明神 人気だから買えないどす。

岡山 それは君の問題。

明神 栗東からは去年の覇者、坂路単走4ハロン53秒0-12秒3のプラダリアを。

岡山 香港で大敗だよ。

明神 ハナに押し出されただけ。今度はそんなレースになりません。1週前に乗った池添騎手、今週乗った池添師ともに「体の使い方が良くなってる」。池添ブラザーを全面信頼どす。

岡山 格が違うと思うけどな。

明神 去年もG1馬ベラジオオペラに競り勝ちました。

岡山 その時のベラジオオペラはまだG1勝ってなかったでしょ。

明神 あ!

岡山 あ、じゃないよ。記憶の整理をしっかりしないと永遠の20歳とは言えないよ。