歴史的名馬を追いかけて。高知競馬の西森将司(37=別府真司厩舎)は小学生のころの衝撃を覚えている。
西森 騎手を目指したきっかけはサイレンススズカですね。テレビでみて自分も乗ってみたいと。どんな産駒が生まれたんだろうと想像しますね。
祖父の影響で競馬は詳しい。同馬がサンデーサイレンス特有の気性面に課題があったことも知っている。最後の手綱をとった武豊のすごさも理解している。
西森 騎手になってからすごさがわかった。馬に負担をかけないというか、無理に行かせない。サイレンススズカもそうだったけど、流した方がよいという感覚がすごいと思う。
冬場の返し馬は速足でしっかりほぐす。急にトップギアにいれるよりもスムーズな加速につながるからだ。2月の高知競馬は逃げだけでなく差しの決着も目立つ。
西森 馬場が深いから馬が鍛えられる。高知の馬が全国で活躍している理由だと思う。乾いていると逃げ一辺倒でもなくなるし。
髪は明るく耳たぶにはピアスが光っているが「お酒もたばこもダメ」という3児の父。自身が5人兄弟だったこともあり、家族はもっとほしいと思っている。
西森 ファイナルレースもそうだけど、全国で通用する馬もいる。本場に来てもらうのもそうだけど、遠征のときも応援してくれるとうれしい。
サイレンススズカの快走劇は2月から始まった。西森も名馬にあやかって、快走をみせる。
今日の高知競馬は重賞だるま夕日賞(第4レース、午後6時15分発走)が行われる。