引退の的場文男を「目標にして勝負服を…」地方時代の“戦友”戸崎騎手が秘話を明かす

戸崎圭太騎手(2024年11月撮影)

14日に発表された地方競馬のレジェンドジョッキー“大井の帝王”的場文男(まとば・ふみお)騎手(68)の引退に、南関東時代の戦友であった戸崎圭太騎手(44=田島)がコメントした。

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レジェンドの引退について「本当に偉大な方。あの年になっても頑張っていたので、結果やそういった姿勢は誰もまねできない。印象的なのは常に攻め馬はいくつになっても朝早くから乗っていた。それが終わって昼間は競馬に乗っていて、すごい体力のある人だった。話の大好きな人で、遠征の際はタクシーで一緒に移動することもあった。こだわりはビールを冷凍庫に入れて、サウナで汗取りをしてからキンキンに冷えたやつを飲むと教えてもらった」と長年の活躍には生活のリズムに秘けつがあった。

同騎手は大井競馬所属時代、青地に胴赤散らしの☆マークがついた勝負服で騎乗。この☆マークは、的場騎手に由来するもので「僕がデビューするときに大活躍されていた方。目指すというか、目標となる人だったので、そういう意味で作らせてもらった」と理由を明かした。

的場騎手は東京ダービーを39回騎乗し、2着は10度あるが勝利には届かなかった。悲願達成とはならなかったが、ダービー前の大井の帝王について「いつもレース前は入念に準備運動をする方ですが、いつにも増して異常に時間をかけて、レース行ったら疲れちゃうんじゃないかぐらいやっていた(笑い)。攻め馬の時からソワソワしていて、ダービーに対する意識は強いなと思いました」と当時の秘話を披露した。

そして「引退ということでさみしい気持ちですけど、ここまですごく頑張って来た人なので、ゆっくりしてほしいです」とコメントした。