馬券発売されるG1サウジCで断然の1番人気が予想されるフォーエバーヤング(牡4、矢作、父リアルスティール)は、昨年のG3サウジダービー(ダート1600メートル)とG2UAEダービー(ダート1900メートル)を連勝、その後、米国に渡ってG1ケンタッキーダービーで僅差の3着に健闘しました。
今年のサウジダービーにはフォーエバーヤングと同様にJpn1全日本2歳優駿まで3連勝して、世界に挑むミリアッドラヴ(牝3、新谷、父ニューイヤーズデイ)を筆頭に、いとこにコントレイルを持つ良血馬ミストレス(牝3、矢作、父キズナ)、G3サウジアラビアロイヤルCで僅差4着した米国産馬のシンフォーエバー(牡3、森秀、父コンプレキシティ)の3頭が挑戦します。
18日現在、出走を予定しているのは12頭。
前売り人気は日本のミリアッドラヴ、米国から参戦のサイクロンステイト(牡3、父マッキンジー)、それに隣国UAEから挑むゴールデンヴェコマ(牡3、父ヴェコマ)の3頭が分けて、三つどもえの様相です。
珍しいアイオワ州産馬のサイクロンステイトは1月4日にニューヨークのアケダクト競馬場で行われたリステッド競走を制しての遠征。ダート1600メートル戦は4戦3勝、2着1回、得意距離で大仕事をもくろんでいます。
1月24日のG3UAE2000ギニー(ダート1600メートル)を制したゴールデンヴェコマはドバイで3戦2勝。初重賞となった前走では最終コーナーから一気にまくって快勝。持続力ある末脚は日本馬の強敵になりそうです。
日本馬はこれまでの5回で3勝(20年フルフラット、21年ピンクカメハメハ、24年フォーエバーヤング)。22年に2着したセキフウは、昨年のG1フェブラリーSを13番人気で3着に食い込みました。
サウジダービーは隠れた出世レースと言えるかも知れません。
【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)