福井県出身の角祈凛(きりん)さん、モットーは「元気があれば何とかなる」

インタビューに答える角祈凜さん(撮影・丹羽敏通)

JRA競馬学校騎手課程第44期生の入学式が1日、千葉県白井市の同校で行われた。応募者総数198人のうち、倍率22倍の狭き門を通過した池添陽(ひなた)さん(15)、笠原曉子さん(16)、楠原颯馬さん(18)、角祈凛(きりん)さん(16)、徳満蔵真さん(15)、長谷川真之介さん(15)、松浦太志さん(15)、八束太陽さん(18)、横井源一郎さん(15)の9人が入学した。

福井県出身の角祈凛さんは北陸3県初となるJRAジョッキーを目指す。ジョッキーベイビーズの東海予選で最下位となった悔しさから一番になりたいと思い騎手になる思いを強くした。角さんは「入学前研修を経てこちらの生活にも慣れてきて、特に不安なく頑張りたい気持ちです。『元気があれば何とかなる』をモットーにしています。元気に同期と切磋琢磨(せっさたくま)して頑張りたいです」と元気いっぱいに意気込んだ。

幼いころに乗馬は始めたのは、母映子(あきこ)さんの影響だった。祈凛(きりん)という名は「動物が好きなのと、強くて優しく育ってほしい意味を込めて名付けました。競馬学校に合格してやっと付けてもらって良かったと言われました」と映子さんは明かす。父安希夫さんは「元気で決められたことは最後までやり遂げる子です。競馬学校に合格してすごくうれしいです。無事にジョッキーになってくれれば」と思いやる。

角さんが目標を問われると元気に答えた。「明るくファンに応援してもらえる騎手になりたいです。牝馬3冠を勝つのが目標です」。大きな夢に向かってジョッキーへの第1歩を踏み出す。【井上力心】