<ドバイワールドカップ>◇5日=メイダン◇G1◇ダート2000メートル◇4歳上(南半球産3歳上)◇出走11頭◇1着賞金696万ドル(約10億4000万円)
最後はノーステッキだった-。ゴール前の大逆転劇を演じ、波乱の主役となった米国馬ヒットショー(牡5、B・コックス)に衝撃の事実が判明した。エミレーツレーシングオーソリティのホームページに掲載された裁決リポートに書かれていたのは「直線を向くと、ライダー(騎乗者)はムチを落とした」という一文。鞍上のフローレン・ジェルー騎手(38)は直線を向いてからムチを落としており、最後はステッキがない状態で加速。馬群を縫いながら、人馬一体となって執念で勝利をもぎ取っていた。
同馬のJRAによる日本国内のオッズは11頭立て9番人気、単勝配当は6400円。前評判の低かった米国勢だが、あらためて層の厚さを見せつける結果になった。