【ケンタッキーダービー・記者予想】舟元&深田の両記者は狙い馬が一致“芦毛馬20年ぶりV“だ!

ファイナルギャンビット(C)Churchill Downs/Coady Media

<舟元祐二記者の海外も舟盛り馬券>

「米国の馬で一番好きな馬」と聞かれたら、ゼニヤッタの名を挙げています。オールウエザーが多く採用された当時。常に最後方から驚異的な末脚で差し切り、デビューからの無敗記録を19まで伸ばし、ラストランとなった10年BCクラシックで2着。この名牝をたたえて、サンタアニタパーク競馬場にはゼニヤッタの銅像があります。ゼニヤッタの末脚。これは生涯忘れられないものです。

今年のケンタッキーダービーはオールウエザーで培ってきた◎ファイナルギャンビットの末脚に懸けます。デビュー戦は芝でしたが、近3走のオールウエザーで2、1、1着と充実しています。特に前走1800メートルのジェフルビーSは外からまとめて差し切り、2着に0秒6差をつける圧勝でした。初ダートが一世一代の決戦というのは確かに大きな課題ですが、前例がない訳ではありません(11年にアニマルキングダムが勝利)。前走を見ても距離延長は問題ないと思えますし、これまで11~12頭で戦ってきて、他馬と比較しても多頭数での経験は多いです。可能性の塊と思えるファイナルギャンビットを推します。

あとは「ダートクラシック番付」の編成委員の1人として、横綱ルクソールカフェと大関アドマイヤデイトナを見守ります。まずは無事に終えること。そして日本のダート界に希望を持てるような好レースを期待しています。

【舟元祐二】

 

<深田雄智記者の海外も一撃タックル>

現在、米国で生活している中学時代の同級生がいる。昨秋帰国してきた際に、私が競馬記者であることを伝えると「ケンタッキーダービーに行ってみたいんだ」と唐突に言われた。中学時代は全く競馬に興味のなかった同級生が、海を渡ってこれだけ興味を持つという点に、米国競馬、そしてケンタッキーダービーの偉大さを改めて実感した。別れ際に「いつか一緒にケンタッキーダービーへ行こう」と言われ、いつのまにか“競馬記者としての夢”に加わった。まずは英語を覚えないといけないか…、いや、同級生を通訳として連れて行こう。

「3歳ダートクラシック番付」の編成委員として、現在横綱のルクソールカフェ、大関アドマイヤデイトナの2頭は、日本代表として、もちろん応援する。ただ、当レースはサバイバルバトル。超ハイペースをどれだけ生き残れるか、もしくはマイペースで走れるかがポイント。毎年のように先行勢は激化し、敗れる。なおかつ今年は雨予報で、さらに時計も速くなりそう。狙いは後方待機勢。◎ファイナルギャンビットを狙う。

今回が初ダートとなるが、オールウエザーコースで見せてきた末脚は、今回の高速馬場でより生きる。いちかばちかの漁夫の利作戦で、突き抜けてもらおう。単複(3)で、いつかの渡米費を生み出したい。

【深田雄智】