ショウヘイ重賞初制覇でダービー出走可能に、さあ次は東京でショータイムだ!/京都新聞杯

直線抜け出して京都新聞杯を制したショウヘイ(撮影・白石智彦)

<京都新聞杯>◇10日=京都◇G2◇芝2200メートル◇3歳◇出走10頭

さあ、東京でショータイムだ。5番人気のショウヘイ(牡、友道)が“一発逆転”でダービー(G1、芝2400メートル、6月1日=東京)への出走を勝ち取った。

川田将雅騎手(39)に導かれ、2番手から抜け出して2馬身半差の完勝。3週間後の大一番でメジャー級の走りを披露する!?

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白い勝負服が打球のように芝を跳ねる。場内実況で連呼された名前がスタンドを沸かせた。ショウヘイだ。2番手から直線入り口で先頭へ。馬場の真ん中を駆け、後続を突き放す。川田騎手は直線半ばで確信したように打つムチを止めた。

「前回はまったく走ることのできない状態でしたが(今回は)とてもいい状態で競馬場へ来ることができました。それ通りの走りさえすればというところでしたので、流れどうこうよりリズム良く走ったというだけです」

豪快な“一発逆転”だった。前走のきさらぎ賞では精彩を欠き4着。立て直して挑んだ一戦は、ダービー出走へ向けて賞金加算が必須だった。野球柄のネクタイを締めて臨んだ友道師は「ひと息入れて走りのバランスが良くなった。調教通りの走り。2週前ぐらいから本来の動きに戻っていたので」と破顔一笑だ。

3週間後の府中で、再びショータイムを迎える。現役最多のダービー3勝を誇る指揮官は「距離は大丈夫だと思う。(1000メートル通過が)1分3秒台でも折り合えていたので。名前も名前だし盛り上がってくれたら」と目を細めた。目指すはもちろん、世代のMVPだ。【太田尚樹】

◆ショウヘイ ▽父 サートゥルナーリア▽母 オーロトラジェ(オルフェーヴル)▽牡3▽馬主 石川達絵▽調教師 友道康夫(栗東)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 4戦2勝▽総獲得賞金 6934万2000円▽馬名の由来 人名より