無敗の4連勝で昨年の鎌倉記念を圧勝したものの、左前肢の膝を骨折して休養していた川崎のベアバッキューン(牡3、鈴木義)が16日、川崎競馬場で行われた5頭立ての調教試験(うち3頭は3歳能力試験)に合格した。
2番手から馬なりで1位入線。900メートルを55秒2で駆け抜けた。騎乗した町田騎手は「まだ重いですけど、気持ちが入っていた。脚さばきも気にならなかったので、あとは息だけ。スタートも速かった。言うことないですね」と好感触。鈴木義師は「戻っているか不安はあったけど、ちゃんと戻っていた。能力はありますね。無事に合格できて良かったです」と笑顔が絶えなかった。
復帰戦は6月4日船橋の若潮スプリント(S3、1200メートル)を予定。「オーナーからも(東京ダービーは)右回りをやったことがなくて、いきなりの2000メートルはどうなのかと。条件的にせめて回りだけでも、ということになりました。大事にいきます」と師。その後の目標に「選ばれればですが、秋は南部杯(Jpn1、ダート1600メートル、10月13日=盛岡)に行きたい。スピードを生かせそうなので」と先を見据えての選択でもあるという。昨年の全日本2歳優駿の有力候補と見られていた大器。骨折明けでもあり、左回りからの再始動を決めた。