宮崎光行騎手引退へ、ホッカイドウ競馬所属で現役最多2301勝 ハッピースプリントと名コンビ

2013年、全日本2歳優駿を快勝したハッピースプリントと宮崎光行騎手

ホッカイドウ競馬所属で現役最多となる2301勝を挙げた宮崎光行騎手(58、松本厩舎)が、現役を退くことが17日、分かった。

現在、従事している厩舎での調教騎乗は今月いっぱいで終え、騎手免許は6月3日付返納予定。25年シーズンはこれまでレースには騎乗しておらず、昨年10月30日門別11Rトモノシルバー(4着)が実質的なラストライドとなる。

札幌市出身。84年9月30日に札幌競馬場でデビュー。約40年間の騎手人生で1万5638戦に騎乗し、現役最多2301勝(うち中央264戦10勝)の成績を残した。負けん気の強さを隠さない、闘志あふれる騎乗スタイルでファンを魅了し、93年にはリーディング首位に輝くなど一時代を築いた。

厩舎や馬主、牧場関係者らからも揺るぎない信頼を集め、特に大一番での勝負強さが光った。種牡馬入りしたハッピースプリントとのタッグでは、ダートグレード競走を3勝。13年全日本2歳優駿でJpn1初制覇を果たしている。晩年は持病の股関節痛が悪化し、痛み止めを服用しながらの騎乗だったという。今後は未定で、当面の間は身体のケアに専念する見込み。長きに渡り、全国区で活躍した古強者は、惜しまれつつ静かにムチを置く。