「うん? おかしいな。入れないぞ…」。昨年克服したつもりの函館の熱い湯船。温泉地として名高い函館に出張する身としては、仕事終わりのひとっ風呂は宿命といっていいです。このたび行ったのは花園温泉。昨年も行きましたが、熱すぎる。昨年以上か…。函館の温泉にはよく、高温と低温、場所によっては中温もあって、自分の気持ちのいい温度を選べますが、超高温と高温しかないのかと思えるほど、今回行った花園温泉は熱く感じました。温度計の針は48度を指していた気がします。これよりさらに熱い永寿湯温泉がありますからね。熱湯修業はまだまだこれからです。
「はっはっは。熱いだろ」。一番熱い湯船に片足を入れて諦める未熟者。そう見えたのでしょうか、洗い場にいた地元の強者から手痛いセリフをちょうだいしました。「いやー、熱いっすね。さすが函館」。気の利いた返答ができれば良かったのですが、ぽつりと感想だけ残し、泣く泣く低温の方(それでも43~44度とけっこう熱い)で温まりました。そこで心身ともに癒やされたのですが、先ほどの強者がいざ湯船の方に動き出したので、失礼と思いながらも遠目で見ていたら、迷うことなくこちらの低温コーナーに足を入れました。こちらの世界へようこそ。
熱い湯で頑張った分、風呂上がりは最高です。ホテルまで30分ほど徒歩でかかりますが、到着してからも体はほっかほかでした。道すがらの第三深堀橋から見えた夕日がきれいだったので、今回の写真とさせていただきます。温泉で癒やされて頭もすっきりしました。これで馬券の予想でもさえているところを見せられれば、うれしいことこの上ないです。来週に東京に帰るまでに、高温も入れるように修業しなければ。今日はここで筆を置きます。【舟元祐二】