夏大好きモズメイメイ、冬毛脱ぎ捨て筋肉ムキッ 前川師「落ち着き出てきた」/北九州記念

6月25日、坂路コースを単走で追い切るモズメイメイ

日曜小倉では、サマースプリントシリーズ第2戦の北九州記念(G3、芝1200メートル、6日)が行われる。このレースを待っていたのが夏は大好き、モズメイメイ(牝5、前川)だ。

グングンと上昇する温度計の数字のように調子を上げている。「寒い時期は良くないみたいですね。普通の馬より明らかに冬毛が伸びていました」と話すのは前川師。暖かくなるとともに代謝が良くなり、冬毛というコートを脱ぎ捨てた。 「今は筋肉質のボディーがよくわかりますよ」

夏が合っているのは戦績からも分かる。3歳5月に葵Sを逃げ切った後、6戦続けて2桁着順に大敗していたが、昨年の当レースでは16番人気で3着。復調のきっかけをつかむと、次のアイビスSDで8戦ぶりの勝利を挙げた。続くセントウルSも3着。酷暑の時期に重賞を3走してすべて馬券に絡んだ。

そして今回、5歳の夏を迎えた。「前と違って馬場(Cウッド)に入れることも多くなりました。落ち着きが出てきています」と前川師は精神面の充実も感じている。1週前追いは坂路で4ハロン53秒3-12秒2。2週前追いでは同49秒8と、メイメイらしい超抜時計も出ている。「(1週前は)手応え良く走ってくれました。いい状態だと思います」。25年のサマーヒロインへ、心身ともに準備は整っている。