大井競馬で35年ぶり「レース不成立」競走中止の馬がゲート内で動けず移動できないアクシデント

大井6Rは最後の直線で懸命に制止する旗が振られた(東京シティ競馬公式ユーチューブチャンネルより)

1日の大井6R(ダート1600メートル、14頭立て)はゲートを引き込むことができず、不成立となった。

発馬の際に立ち上がった2番のオールエクシードがゲート内で転倒。競走中止となったが、すぐに立ち上がることができなかったため。発売された馬券はすべて返還となった。

スタート直後にゲート内で転倒した馬がまったく動けず、ゲートをコースの内側へ移動できないアクシデント。スタートした各馬はレースを続けていたため、発走委員が4コーナーで黄旗を振り、懸命に合図。内回りコースの最終コーナーで難しい状況だったが、各騎手がゲートの直前で巧みに馬を止め、大事故には至らなかった。

危機を回避した騎手たちは口々に「4コーナーまで気付かなかった」と安堵(あんど)の表情で引き揚げてきた。騒然としていたスタンドのファンも転倒していたオールエクシードが立ち上がると拍手。同馬に大きなけがはなかった模様で、田中洸多騎手も以降のレースで騎乗を続けた。

大井競馬の広報によるとゲートを引き込むことができずに不成立となったのは地方競馬では98年10月18日の高崎6R以来。また大井競馬での不成立は落馬したカラ馬が競走中の他馬と接触して落馬させた90年4月8日6R以来とのこと。