<エクリプスS>◇5日=サンダウン(英国)◇G1◇芝1990メートル◇3歳上◇出走6頭
アイルランドから参戦した良血馬ドラクロワ(牡3、A・オブライエン)がゴール寸前で1番人気のオンブズマンを差し切り、G1初制覇を果たした。鞍上はライアン・ムーア騎手。勝ちタイムは2分5秒92。
ドラクロワは父ドバウィ、母が米国の芝の最強牝馬テピンという血統。前走英ダービーは1番人気で9着に敗れたが、見事なゴール前強襲を決めた。エイダン・オブライエン調教師は一昨年パディントン、昨年シティオブトロイに続き、エクリプスS3連覇。通算9勝目となった。
フランスから参戦したソジーが押し出されるようにハナヘ立ち、2番手にホタズヘル。好位3、4番手にはゴドルフィンのルーリングコートとオンブズマンが並び、後方にエイダン・オブライエン厩舎のカミーユピサロとドラクロワという隊列でレースは進んだ。最後の直線はオンブズマンが内のソジー、外のカミーユピサロを振り切って先頭に立ったが、最後方待機だったドラクロワとムーア騎手がゴール前で大外から強襲した。
プリンスオブウェールズSの勝利でレーティング128ポンドが発表され、G1連勝を狙ったオンブズマンは首差の2着。2着から1馬身4分の3差3着にはルーリングコート、3着と短頭差の4着にはカミーユピサロが入り、ソジーは最下位6着に沈んだ。古馬牡馬が61キロ、3歳牡馬が56・5キロという斤量差はあったが、見事な3歳馬ドラクロワの大外強襲だった。