<サセックスS>◇30日=グッドウッド(英国)◇G1◇芝1600メートル◇3歳上◇出走7頭
大波乱が起きた-。大本命フィールドオブゴールドの馬主ジャドモントが用意したペースメーカー、キラート(セン4、R・ベケット)が押し切り、G1初制覇を果たした。鞍上はリチャード・キングスコートで勝ちタイムは1分37秒92。首差2着にロザリオン。3着にアンリマティスが入り、フィールドオブゴールドは4着に敗れた。
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今年のサセックスSは競馬放送専門の「グリーンチャンネル」で生中継され、多くの日本のファンもテレビ、ネットでライブ観戦した。大波乱の決着にネット上も騒然となった。X(旧ツイッター)では「サセックスS勝ったキラートの前走が条件戦27着と聞いて悶絶。なんでそれでサセックスS勝てるんだよ」「前走30頭立て27着ってなんやねんw」「前走27着はいくらなんでも買えないわ」「前走27着って言われても判断材料として使えないよな」「前走ハンデ戦27着から1着って何があったんだよw」「勝ち馬の前走27着がパワーワード過ぎてワロタ」「前走27着大敗からのG1制覇は、全世界で見ても史上初なんじゃないでしょうか?」「サセックスSの勝ち馬、前走27着なかなか意味不明だな」「サセックスSは前走27着馬の単勝回収率が圧倒的に良いので来年以降生かしてください」と次々に驚きの声が上がった。
サセックスSは夏の英国を代表する「グロリアス・グッドウッド」開催で行われる伝統のマイルG1であり、過去にはフランケルなど多くの名馬が制している欧州最高峰のマイルG1競走の1つ。今年は最新の世界ランクで首位タイに立っている3歳馬フィールドオブゴールドなどG1馬5頭を含む7頭立てで行われ、単勝オッズ151倍のキラートが勝つ歴史的な大波乱の結果に終わった。
キラートは昨年の凱旋門賞馬ブルーストッキングの半弟という血統の4歳セン馬。前走は王室主催のロイヤルアスコット開催で行われたハンデキャップ戦のロイヤルハントC(芝直線1600メートル)で30頭立て27着で、厩舎こそ異なるものの、フィールドオブゴールドの馬主ジャドモントが用意したラビット(超スローペースを避けるために出走させるペースメーカー)だった。
日本に短期免許で来日経験を持つリチャード・キングスコート騎手は今夏で英国を離れ、秋から香港競馬を拠点にすることが決まっているが、移籍前にどでかい仕事。日本の競馬ファンも「キングスコート騎手お見事!」「キングスコートさんおめ」「キングスコート騎手の好判断でした」「とんでもない大仕事やってのけましたね…」「キングスコートちょっと困ってるやろこれ笑」「キングスコートもまた来日してほしい」とその騎乗をたたえている。