ヴィンセンシオ初ダート大丈夫 森一師「適性感じる」落ち着きも出た/レパードS

ヴィンセンシオ(右)は美浦坂路でタイセイフェスタ(左)らと併せて追い切られた(撮影・丹羽敏通)

<レパードS:追い切り>

3歳限定のレパードS(G3、ダート1800メートル、10日=新潟)で、弥生賞2着のヴィンセンシオ(牡、森一)が初ダートに挑む。皐月賞9着以来約4カ月ぶりになるが、6日の追い切りで好仕上がりをアピールした。

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ヴィンセンシオがダート戦線に矛先を向けた。森一師はデビュー前からダートの選択肢は頭にあったという。ただ3歳春の目標はクラシックに置いたためデビューから4戦は芝。2連勝して弥生賞2着から皐月賞に駒を進めた。テンションが高すぎた皐月賞は9着に敗れ、ダービーを自重して早めの休養に入り後半に備えた。「芝の中距離が第一選択肢でしたが、G1を目指すのに菊花賞は距離が長い。ダートを1回試すにはいいタイミング。ダートでも調教を行いますが、走りっぷりは悪くないので適性は感じる」と参戦理由を説明した。

父リアルスティールはレーベンスティールやヴェローチェエラを出す一方、世界のフォーエバーヤングをはじめフェブランシェやチカッパ、カナルビーグルといったダート重賞ウイナーも送り出してきた。最近ではビダーヤがダートに転向してから4連勝して東海S3着。全産駒のアベレージは芝、ダートで大きな差はないが、オープン馬はダート組が目につく。

最終追い切りは坂路で3頭併せ。いっぱいに追われるタイセイフェスタ(古馬2勝クラス)に馬なりで併入、エコールナヴァール(2歳未勝利)に1馬身先着した。師は「気持ちが燃えやすい点を考えて先週は単走にしましたが、併せ馬でも大丈夫と判断。馬なりでいい内容でした。落ち着く部分も出て精神状態もいい」と評価する。鞍上は引き続きルメール騎手。軽視はできない。【岡山俊明】