<札幌9R>◇9日=札幌◇3歳上1勝クラス◇芝1800メートル◇出走10頭
皐月賞7着のキングスコール(牡3、矢作)が逃げ切り、単勝1・4倍の圧倒的人気に応えた。勝ち時計は1分47秒9。
今回はチークピーシズを初着用。3番枠から主張して逃げの手に出た。マイネルフーガにぴったりとマークされるもマイペースを刻み、差を縮めさせない。直線半ばでぐんと伸び、2着に5馬身差をつけた。
京都新聞杯7着からの休み明け初戦となった前走は単勝1・2倍の支持を集めるも鼻差2着。中1週でレコード勝ちした新馬戦以来の2勝目をつかんだ。鞍上の藤岡佑騎手は「疲れましたね」と苦笑い。「能力は高い馬ですが、安定して力を発揮するにはまだ時間がかかりますね」と課題を口にした。
見守った矢作師は「相変わらずちょっと気性は難しいよね。いかに能力を発揮させられるかで、この前も全然走っていない。できれば菊花賞路線に行きたい。札幌はここまでで、9月に阪神(神戸新聞杯)か中山(セントライト記念)で、というところです」と牡馬3冠目へのトライアル参戦を視野に入れた。初着用のチークピーシズについて「効いていると思う。でもそれ以上にこの前はふわふわしてて、今日もふわふわしてたけど、気合が違ったよね。1回使って。やっぱり前回の仕上げがいいかげんだったってことだね」と反省を忘れず、笑顔で締めた。