WASJ初出場の地方競馬代表、本田正重騎手「自分が行けるとは」新たな船橋の顔がその腕見せる

ワールドオールスタージョッキーズに地方競馬代表騎手として出場する船橋の本田騎手

世界の名手が集う2025ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)が23、24日の2日間、札幌競馬場で行われる。個人戦に加え、WAS選抜(外国騎手、地方競馬代表騎手チーム)とJRA選抜(JRA代表騎手チーム)の対抗戦で競う全4戦。今年の地方競馬代表は今回が初出場の本田正重騎手(37)。新たに船橋の顔になった1400勝ジョッキーが北の大地でその腕を魅せる。

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調教師に転身した森泰斗元騎手に代わり、初めて船橋所属騎手の1位として今年の地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ(※)に出場した。「正直、優勝したいなとか(札幌に)行きたいなというのはなかったですね。初めてだったので」。それでも全3戦を1、7、4着。札幌行きを決めた。

1位での出場ではあったが、集計期間の昨年4月から今年3月までの勝利数は137勝。森元騎手は昨年11月の引退までに215勝を挙げていた。南関東全体で見れば大井の笹川翼騎手や矢野貴之騎手も上位。だが「リーディングを取りたいとか、今まで思ったこともなくて。でも泰斗さんがいなくなって、自分が取らなければいけないのかなとか、翼とか矢野さんには取られたくないという気持ちが芽生えましたね。地元の騎手が船橋リーディングを取るべきだと」。今年の船橋リーディングは現時点で1位。船橋の顔になった。

JRAから届いたアンケート用紙に「1週間以上も悩んで」書いたセールスポイントは「感情にあまり波がない」。その性格が「今まで見るだけと思っていたので、そこにまさか自分が行けるとは…」という大舞台で生きそうだ。「名前や顔を売るのにはちょうどいいきっかけかもしれないですね」。05年のデビューから20年目、騎手として世界の注目を浴びる時が来た。【牛山基康】

 

※地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップ 全国各地のリーディング騎手が地方競馬NO・1の座を目指す戦い。優勝者はWASJの地方競馬代表騎手候補に選定される。