【美浦便り】柴田善臣騎手が「メイショウ」2000勝にエール!「俺が乗って達成したかった」

柴田善臣騎手(2025年8月20日撮影)

「今週達成すると思うよ。俺が乗って達成したかったね。はっはっは」。JRA現役最年長ジョッキー柴田善臣騎手が大記録を心待ちにしています。「メイショウ」の冠名で知られる松本好雄オーナーは、個人馬主として史上初のJRA通算2000勝に王手をかけています。

20日に美浦トレセンで調教騎乗を再開した大ベテランは、過去に02年富士Sをメイショウラムセス、21年レパードSをメイショウムラクモでJRA重賞を勝っています。22日金曜にもトレセンに姿を見せた柴田善騎手は偉大な記録達成を前に「すごいよね。そろそろ達成しそうだからこの中間気にして見ていたよ。先週は豊(武豊騎手)も惜しかったし」と笑みを浮かべ、そして冒頭のセリフを言ってくれました。

日本を代表するオーナーと騎手は個人的な付き合いもあるそうで「松本オーナーには大変お世話になっていて、パーティーとかにも呼んでいただいたこともある。すんごい、とんでもなくいい人。馬主の理想型だと思いますよ。何も文句を言われたことがないですね」。続けて「オーナーに助けられている生産者もいるし、もちろん俺たち騎手も助けられている。競馬界を代表する人格者ですよ。そして競馬界全体を支えている」と。聖人君子ぶりが伝わってきますね。

改めて個人オーナーで2000勝が懸かっていることを聞くと、「とてつもなくすごいこと。本当におめでたいことです。メモリアルを願って、楽しみにしています」。しみじみ、にっこりと語ってくれました。話しを聞くこちらは、うだるような暑さを忘れるくらい心が穏やかになりました。現場からは以上です。【舟元祐二】