「メイショウ」の冠名で知られる馬主・松本好雄オーナーが8月29日に膵臓がんのため亡くなった。87歳だった。代表取締役会長を務めていた株式会社きしろが2日に発表した。葬儀・告別式は近親者のみで執り行われ、後日、お別れの会が行われる予定。
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松本オーナーは先月23日に個人馬主として史上初のJRA通算2000勝を達成した。
達成直前にこの偉業について、武豊騎手は「本当にすごいですよね。個人馬主では見ない数字ですから。勝つこともそうですし、これだけ長いこと馬主をやっていることがすごい」と感服していた。
そして「父(武邦彦氏)の代からお世話になっていて、大親友だった。人間として素晴らしい方で、本当に尊敬しています。競馬界になくてはならない偉大な方ですよ」と話していた。今年の宝塚記念ではメイショウタバルで勝利。感慨深い勝利だった。
また、武豊騎手の弟で騎手時代にはメイショウマンボでG1を3勝するなど活躍し、現在は調教師の武幸四郎師は「本当に尊敬しています。お世話になりっぱなしです。今後馬主として超える方は出てこないと思う」と話していた。
今日2日は盛岡競馬場で不来方賞(Jpn2、ダート2000メートル)が行われる。武豊騎手はメイショウズイウン(牡3、本田)とのコンビで挑む。松本オーナーにささげる勝利となるか-。