<ムーランドロンシャン賞>◇7日=パリロンシャン(フランス)◇G1◇芝1600メートル◇出走12頭
5万7600ユーロ(約980万円)の高額な追加登録料を払って参戦した地元フランス調教馬、サーラン(牡3、F・グラファール)がG1初制覇を果たした。鞍上はミカエル・バルザローナで勝ちタイムは1分35秒39。
日本国内のオッズでは12頭立て8番人気の伏兵。春の仏2000ギニーは9着に敗れ、今回はそれ以来となる2度目のG1挑戦だったが、国内外の強敵相手に見事に勝利をつかんだ。
管理するフランシス・グラファール調教師は戦前に「上位5頭(5着)に入れれば…」と控えめな言葉を口にしていただけに会心の勝利。レースを終え、「ファンタスティックです。私の大好きな馬なんです。オーナー(カタール王族のアルシャカブレーシング)は売却オファーを断っていましたし、追加登録はリスクでしたが、ときにはリスクを負う必要があります。大喜びですよ。本当にパワフルな脚を持っています。もし『彼がムーランドロンシャン賞を勝てる』と言っていたら、みんなは『気が狂った』と言ったかもしれないけど、オーナーたちは私を信頼してくれました。素晴らしい仕事をしてくれたチームを祝福したいと思います。今後はオーナーと相談ですが、BCマイル(G1、芝1600メートル、11月1日=米国・デルマー)を考えています」とコメントしている。