【愛チャンピオンS・記者予想】「世界最強馬オンブズマンを下したのは2頭しかいない」舟元記者

愛チャンピオンSに出走するドラクロワ(C) focusonracing.com

愛チャンピオンS(G1、芝2000メートル、13日=レパーズタウン)が今夜、日本時間の14日午前1時30分に発走する。昨年に続き、海外馬券発売が行われるG1。日本からシンエンペラー(牡4、矢作)が歴史的な勝利を狙う一戦に、舟元祐二記者も参戦だ(無料公開)。

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愛チャンピオンSは19年が忘れられない。日本のディアドラが挑戦した。競馬記者になる前、同馬がオークスに出走した時に馬券を買って、結果は4着。悔しくてそこから出走するたびに馬券を買い続けた。

19年ナッソーSを勝って臨んだ当レース。アイルランドのケルト神話から名付けられた同馬なら成し遂げてくれると思った。外から追い込みをかけたが、前には3頭いた。1着マジカル、2着マジックワンド、3着アンソニーヴァンダイク。4頭出しの地元エイダン・オブライエン厩舎の厚い壁が立ちはだかった。意地というか、気概というか、地元の強さを感じた。

今年、同厩舎は2頭出し。ドラクロワとマウントキリマンジャロ。前者を本命にした。2走前のエクリプスSでは、1歳年上のオンブズマンを下してG1の称号を手にした。前走の英インターナショナルSではオンブズマンに負け、11日に発表された「ロンジン・ワールド・ベスト・レースホース・ランキング」でオンブズマンが1位になった。世界最強馬を下したのは2頭しかいない。ブリガディアジェラードSでのアルマカムと、前述のドラクロワ。エイダン・オブライエン師もきっと同馬を世界トップレベルの馬と信じているだろう。

今年の英ダービー9着以外は連対を外していない安定感がある。大外枠は鍵だが、8頭立てなら問題ない。レパーズタウンの2000メートルでは2戦2勝。舞台条件はいいはずだ。日本人としてシンエンペラーの躍動を見られれば幸せなことだが、エイダン・オブライエン厩舎が送り出すドラクロワが気になる。単勝(5)。