女性騎手の減量制度導入から6年「減量幅は適切」「見直しの考え持っていない」/JRA定例会見

JRA女性騎手

JRAの定例会見が22日、東京・新橋のJRA本部で行われた。

女性騎手への減量制度について、2019年3月の導入から6年がたった現在の考え方、今後の展望について担当の清水靖博理事が言及した。

「女性騎手の騎乗機会の確保を目的に導入に至りました。制度導入前と後で女性騎手の1年目の騎乗機会を比較しましたところ、けがで長期離脱をした1名を除きまして、昨年までにデビューした全騎手が導入前の年間の平均騎乗数161回を上回ったという実績が検証できました。

一方、2023年までにデビューした女性騎手のうち、永島、今村、小林美駒の3名がデビュー3年以内に通算勝利度数が50回を超えまして、女性のみに適用されている4キロ減から3キロ減へと移行しているところでございます。50勝に到達するまでに要した期間、通算騎乗数、勝利度数、勝率などの実績を同世代の男性騎手と比較しましたところ、女性騎手への過度な騎乗機会の集中や成績の著しい偏りはみられず、減量幅は適切なものであったと考えております。

これらのことから現行の減量制度につきまして女性騎手の騎乗機会の確保という点において有効に機能しており、現状において見直しをするという考えは持っておりません。女性騎手に限らず、若手騎手の育成はJRAにとって非常に重要な課題でありますので、騎乗数や成績等の状況は今後も注視していきたいと思っております」