昨年の香港ヴァーズ覇者の英国馬、ジアヴェロット(牡6、M・ボッティ)はギリギリまで凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)の出否を保留する見込みだ。23日、「アットザレーシズ」電子版が伝えている。
ジアヴェロットは3歳時に英セントレジャーで3着の成績を残し、長距離戦を中心に走ってきたが、昨年12月の香港ヴァーズでG1初制覇を果たし、その後は12ハロン(2400メートル)中心のローテを組まれてきた。今年はドバイシーマC5着、コロネーションC3着の後、6日にケンプトンパーク競馬場で行われたG3セプテンバーSで凱旋門賞の前売り1番人気だったカルパナを破っている。速い馬場を好むため、陣営は前走後、香港ヴァーズ(G1、芝2400メートル、12月14日=シャティン)の連覇が最大目標と公言してきた。
ボッティ師は凱旋門賞について、「馬場がソフトな場合には絶対に出走させないと言ってきました。ベストのパフォーマンスを発揮できないことはわかっているし、無駄な出走になってしまうからです」とあらためて語った後、「とはいえ、20年に一度、いい馬場で行われることもあるので、何が起こるかわかりません。馬のコンディションは万全の状態にしておきます。凱旋門賞のようなレースに出走させるのは我々やオーナーにとって、めったにない貴重な機会です」「香港が最大目標なので、凱旋門賞については直前になるまであまり考えていません」と出走の可能性に含みを持たせている。