「声が出ません。言葉にならないです」3冠馬オケマルの下原理は男泣き/園田オータムトロフィー

史上初の無敗兵庫3冠を達成したオケマル

<園田オータムトロフィー>◇9日=園田◇重賞◇ダート1700メートル◇3歳◇出走8頭

圧倒的1番人気に支持されたオケマル(牡、盛本)がデビューから無傷の8連勝で兵庫3冠を達成した。鞍上は下原理(しもはら・おさむ)騎手(48)。サラブレッドの兵庫3冠は01年ロードバクシン以来2頭目で、無敗での達成は史上初となった。

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下原理騎手の勝利ジョッキーインタビューに多くのファンが駆けつけ、祝福の拍手を送った。

「ありがとうございます。ホッとしました。とりあえず、勝つことだけをイメージしました。(勝利の瞬間は)ビジョンを見ながら直線は追っていたんですけど、『すごい馬に出会った』という気持ちでいっぱいでした。(2番人気ラピドフィオーレの逃げは)びっくりしました。緩いペースではいきたくないなあと思ったので、少しうながしました。一騎打ちになると思ったので、向こうも逃げたので、早めに勝負を挑んでいったんですけど、(オケマルが)思いのほか強すぎました。ビックリです。休養を挟んで帰ってきたときにダービーのときよりすごく、また馬が一段とよくなっていたので、楽しみだと思っていました。(無敗での3冠は史上初だが)素晴らしい馬ですね。(これまでにチャンストウライ、オオエライジンにも乗ってきましたが)あまり比較はしたくないですけど、グレードを勝てたらいいなという馬です。(ファンの宝にもなってきたが)今日、正直、ファンの人がオケマルを見に来て、大勢いるなと感じていました。ありがとうございます。この馬、もっともっと走ってくると思うので、これからもたくさん応援よろしくお願いします。(次は園田金盃でマルカイグアスとマルマル対決と聞いているが)あまりしたくない対決だと思いますけど、勝ちを意識して頑張っていきたいと思います」。

デビューから30年、重賞100勝目、地方通算3900勝を達成したことを問われると、涙で言葉を詰まらせた。「ありがとうございます。そうですね…。ちょっと声が出ません。感じるものがあります…、言葉にならないですね。次は4000勝目指して頑張っていきたいと思います」。競馬場に詰めかけたファンから温かい拍手で祝福された。