【府中便り】固め勝ちの加藤士津八厩舎は3日間開催で連日1戦1勝の珍記録!?

日曜東京4R、2歳新馬戦を制したレイオブファイアの口取りをする内田騎手と加藤士師

「か、固め打ちだ!」。東京競馬場の記者席で加藤士津八調教師の成績を見て独りごちる。同師は土曜東京1勝(2Rマジッククッキー=5番人気)、日曜東京1勝(4Rレイオブファイア=10番人気)、月曜東京1勝(3Rシャオママル=1番人気)。この3日間開催で土、日、月と1日1頭ずつ出走させて、なんと全勝を果たしました。珍しい記録です。

3日間開催でただ3勝するのではく、1日1勝を3日間ですからね。楽しい3日間だったはずです。現地にいた加藤士師にお話を聞けました。師は「いやー、うちの厩舎は固め打ちする時があるんですよ。1日4勝をしたこともありますし」と照れ笑い。調べてみると、21年9月12日の4回中山2日目に6頭を送り出して1、4、5、10Rで勝っています。ちなみに10Rは2着馬も管理馬でした。また、昨年1月8日の1回中山3日目。3日間開催の最終日に8頭を送り出して2、7、9Rと3勝していました。“固め打ちの加藤士厩舎”これが異名となるのは秒読みでしょうか。

改めて3日間開催1日1勝計3勝を終えて師は「どの馬も可能性があると思っていましたよ。土曜は初ダートでもけっこう期待していました。2勝目の新馬戦も人気はなかったですけど、悪くない馬でした。そして今日は特に一番自信がありましたから。各ジョッキー(上里直汰、内田博幸、C・ルメール)も頑張ってくれました。2勝した後に『明日はどうかな』と厩舎で話しはしていました。大体こういう時は最後に取りこぼしたりするんですけどね(笑い)。無事に勝てて良かった。うれしいです」と満面の笑み。本当におめでとうございます。こういう明るい話題を提供できるよう、これからも取材を続けます。現場からは以上です。【舟元祐二】