秋華賞(G1、芝2000メートル、19日=京都)の共同会見が15日、美浦トレセンで行われた。桜花賞9着、オークス7着から最後の1冠を狙うブラウンラチェット(牝3)を管理する手塚貴久調教師(61)が出席した。
一問一答は以下の通り。
-オークスからの調教過程
オークス後はノーザンファーム天栄で夏休み。秋は紫苑Sから始動ということになっていましたが、中間に軽いザ石がありまして、紫苑Sは回避になりました。幸いザ石の程度が軽かったので、1、2日休んだだけで乗り出せましたが、無理をせずに本番に行こうとなりまして、今になっています。
-馬体の成長、精神面の成長は
馬体は若干ふっくらして大きくなったという印象。体重は増えているんですけど、見た目は春に比べてしっかりしています。精神面は少し気持ちが高ぶる子なので、そこは相変わらずですが、その部分も桜花賞やオークス時に比べれば我慢が利いている状況で来ていると思います。
-追い切りは池添騎手騎乗で単走
先週は併せ馬で、時計は平凡でしたが動きの良さはジョッキーも感じ取ってくれた。先週に池添騎手と話して『もう1回乗りたい』となったので乗ってもらった。今週はジョッキーとブラウンラチェットのコンタクトというか、意思疎通を重点に乗ってもらって、時計はそんなに気にしないで、輸送もありますから。ジョッキーは『先週よりもしっかり動けているし、自分から進んで行く気力が見られた』と。好感触だったと思う。
-出来としてはオークスよりも手応えある
オークス時も桜花賞に比べたらずいぶん良くなった印象はあった。桜花賞は手探りの状態で使った経緯があり、オークスは若干距離が長かったと敗因として挙げられるレースだった。オークスと比べるとなると、夏を越して馬体の成長にプラスアルファがあると思う。あとは舞台設定。東京の2400メートルよりは、京都の2000メートルの方がこの子に合っているんじゃないかなと我々は思っている。
-京都の輸送について
直前に行くだけで、それほど気にしてはいないですね。昨年アルテミスSから阪神JFに行く過程ではかなり(馬体が)減っちゃったんですけどね。京都というのありますが、成長もしているしそれほど気にしなくていいのではと。それで直前輸送にしようと思っています。
-雨予報だが、乾いた馬場の方がいい
ぱんぱんの方がいいですね。あんまり雨降ると、桜花賞も良くなかったし、瞬発力がそがれちゃう気がしますし、できれば良馬場の方がいいと思っています。
-枠は内枠希望
まだ枠が出ていないのでね。そう言うと外枠になってしまうから、言わないです(笑い)。
-意気込みを
元々、能力のある馬だと思って、2戦目でアルテミスSを勝たせてもらった馬なんでね。ちょっと消化不良のレースが続いていますけど、何かうまくタイミングがかみ合えば、上位の馬と変わらない走りができると思っています。それだけの下地がある調教ができていると思っていますから、運が向いてくれれば、彼女もしっかりした走りができると思う。頑張りたいと思います。