僚馬フォーエバーヤングの背中を追って、レヴォントゥレットまず重賞初Vだ/みやこS

5日、Cウッドコース併せ馬で時計を指したレヴォントゥレット(右)

来春に再戦だ-。みやこS(G3、ダート1800メートル、9日=京都、1着馬にチャンピオンズC優先出走権)で、矢作厩舎のレヴォントゥレット(牡4)が惜敗続きにピリオドを打つ。

前走の日本テレビ盃は、同厩舎で同世代フォーエバーヤングの2着。BCクラシックを制した僚馬に追いつくため、まずは重賞初制覇を狙う。

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“同級生”には負けられない。レヴォントゥレットは前走の日本テレビ盃で、のちのBCクラシック覇者フォーエバーヤングの2着。最後までしぶとく食い下がった。金羅助手は「ヤングはコーナーでモタモタするところがあるし、休み明けだったので、小回りの今回ならと思っていたけど…。でも、この馬もよく頑張っている」と評価する。

これまでも強豪と戦ってきた。3走前の平安S(3着)の勝ち馬アウトレンジはのちに帝王賞2着。2走前のBSN賞(3着)の勝ち馬ジャスパーロブストはのちに白山大賞典を、同2着ホウオウルーレットはシリウスSを勝利した。「戦ってきた相手が強いなか、崩れずに走っている。前走から1カ月ちょっとの間隔で使えるのはいいし、今回はなんとか勝って、賞金を加算したい」と金羅助手。明確な目標へ向けて、仕上がりも万全だ。

武器となるのは抜群の操縦性。普段の調教はあまり動かないが、実戦に行って良さの出るタイプで、金羅助手いわく「エコな走り」だ。「勝てば、もしかしたら来春はサウジCでフォーエバーヤングと再び戦える可能性もあるかもしれない。選択肢は広がるので」。ダート“世界一”となった僚馬の背中を追って、まず狙うは重賞初タイトルだ。【藤本真育】