<京王杯2歳S>◇8日=東京◇G2◇芝1400メートル◇2歳◇出走16頭
やっぱり競馬はルメール!? 秋華賞、菊花賞、天皇賞・秋、JBCクラシックとG1級を連勝中の鞍上に導かれたダイヤモンドノット(牡、福永)が、抜群の手応えで府中の直線を独走。3馬身の余裕を持って重賞初勝利を果たした。勝ち時計は1分20秒9。
レース後の馬の状態次第だが、2歳マイル王を決める朝日杯FS(G1、芝1600メートル、12月21日=阪神)も視野に入った。
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千両役者。この言葉に尽きる。名手ルメールがまたやった。1・8倍と断然人気のダイヤモンドノットに乗って2番手で悠々と長い直線に入った。残り400メートルを過ぎ、徐々にゴール板が近づくごとに、追う動作に迫力が増していった。名手の促しに若駒も即座に反応し、残り200メートルまでに逃げ馬を抜き去った。そして気を抜かないように右ムチ1発。さらに加速すると、後続とのリードを広げて3馬身差で駆け抜けた。鞍上は「楽勝でした」と笑顔。さらに「坂を上ってからも手応えが良く、精いっぱいではなかったから、息がもう1度入って伸びた」と余裕の勝利を振り返った。
秋華賞、菊花賞、天皇賞・秋、JBCクラシックと破竹の勢いで勝利している名手は、G1週の谷間でもとどまるところをしらない。レースを見届けた福永師も「テンションが心配でしたけど、ジョッキーがうまくなだめてくれた」と賛辞を贈る。そして結果を残したダイヤモンドノットを「上手に競馬をしてくれた。当然朝日杯FSも視野に入るけど、それは馬の体を見てから」とねぎらった。名手が強い馬に乗って勝つ。盤石のレースを見せつけられた。【舟元祐二】
◆ダイヤモンドノット ▽父 ブリックスアンドモルタル▽母 エンドレスノット(ディープインパクト)▽牡2▽馬主 金子真人ホールディングス(株)▽調教師 福永祐一(栗東)▽生産者 坂東牧場(北海道平取町)▽戦績 5戦2勝▽総獲得賞金 5335万4000円▽馬名の由来 ひもの端に飾りの輪を作るための結び方