NAR地方競馬全国協会は20日、令和7年度第2回調教師・騎手免許試験新規合格者を発表した。
川崎の2000勝超えジョッキーが、2人そろって調教師の道へ進む。今野忠成騎手(48=安池)、山崎誠士騎手(41=山崎尋)とも調教師免許試験で一発合格を果たした。今野騎手は第一声、「自分が落ちても誠士が落ちることはないと思っていました」と冗談交じりに周囲を和ませた。94年10月15日の初騎乗から31年。思い出のレースには「初めて重賞を勝たせてもらって」とインテリパワーで制した01年金盃を挙げた。調教師への転身を前に「スタッフを大事にして、スターホースを育てられるよう頑張っていきたい」と話した。
山崎騎手は「ワクワクする気持ちと不安とで、意外と複雑ですね」と今の心境を口にした。03年10月27日の初騎乗から22年、思い出のレースは重賞初V。「右も左も分からない中で勝たせてもらった」とロッキーアピールで制した06年かきつばた記念を挙げた。「育ててくれた川崎に恩返しがしたいし、世界に通用する馬を輩出したい」と次のステージを見据えた。
両騎手の功績をたたえ、12月19日に川崎競馬場で引退セレモニーが行われる。