〝救急車逆走事故〟を調査へ「二度とこのようなことが起こらないように…」州競馬委員会 

コースを救急車が走ったエヴァンジェリンダウンズ競馬場のレースを伝えるケビン・ブレイク氏のX

レース中に救急車がコース上を逆走したことが大きな話題となっている22日のエヴァンジェリンダウンズ競馬場(米国)について、ルイジアナ州の競馬委員会が調査を行うことになった。24日、デイリーレーシングフォーム電子版が伝えている。

問題となっているのは22日のエヴァンジェリンダウンズ競馬場の最終第8R。クォーターホースによるダート約800メートルの競走で、8頭が出走していたが、スタートし、最初のコーナーに入ったところで、対向車(逆走してきた救急車)が内ラチ沿いに現れ、全馬がなんとかそれを避けたものの、競走は不成立となった。あわや大惨事となるところだったが、不幸中の幸いで、すべての人馬にケガはなかった。レースの映像はSNSで拡散され、世界中で主催者に対し、批判の声が上がっている。

記事によると、24日、ルイジアナ州競馬委員会の事務局長は「ルイジアナ州競馬委員会はエヴァンジェリンダウンズ競馬場と共同でこの事故を調査します。負傷が出なかったことはうれしく思いますが、二度とこのようなことが起こらないようにしたいです」とコメントしている。

本来、競馬場では騎手が落馬、負傷したときに救急隊員がすぐに対応できるように救急車が配置される。米国のクォーターホース種のレースの場合、ほとんどのレースが直線競馬で行われるため、救急車はレース中はシュートエリア(コース奥のポケット)にとどまっているが、この日のエヴァンジェリンダウンズ競馬場の最終レースはこの日、唯一、コーナーを使用するレースだった。