“現役世界一ホース”が万全の態勢だ。今年の欧州年度代表馬でフランスから初来日したカランダガン(セン4、F・グラファール)が25日、ジャパンC(G1、芝2400メートル、30日=東京)へ向けた調整を東京競馬場で行った。
午前7時に帯同馬ルノマドとともにダートコースへ姿を見せた。向正面までゆったりと向かった後、15-15程度のキャンターでゴールまで流した。その後、ゲート駐立からスタートまでの練習を2度行った。
またがったロベル助手は「昨日とだいたい同じメニューでしたが、馬の状態は非常にいいです。ゲート練習でも落ち着いていましたし、2回とも全く問題なくスムーズに入れて、出る時も無理やり出るようなことはなかったです。食欲もあります」と順調ぶりを伝えた。
今年初戦のドバイシーマCではダノンデサイルの2着、続くコロネーションCも2着としたが、サンクルー大賞、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、英チャンピオンSとG1を3連勝中。レーティングで世界単独首位に立つ。ロベル助手は「いい形で年齢を重ねて、ドバイなどへの輸送もいい経験になっています。2歳時は鞍上をよく振り落とすような気性の荒い馬でしたが、去勢をしていい方向に成長しました。今は自信を持ってレースに挑めていますし、集中力が出てきました。肉体面でもより美しくなっています。ドバイの時は休み明けで100%じゃなかったので負けましたが、今は100%。ダノンデサイルをはじめ日本馬は強い馬がそろっていますが、リベンジできる態勢にあります。世界一の馬なので責任重大ですが、私はこの馬のいい時も悪い時も分かっているので、今のまま調整を続けていきたいです」と20年ぶりの外国調教馬勝利へ力を込めた。【桑原幹久】