ジェンティルドンナ急死 日迫助手「完璧な仕上がりは12年JC。チューリップ賞の前、実は」

12年、ジャパンカップをジェンティルドンナで制し喜ぶ岩田康誠騎手

史上4頭目の牝馬3冠を達成し、ジャパンC連覇などG1・7勝の名牝ジェンティルドンナが25日に死んだ。16歳だった。26日、サンデーサラブレッドクラブが発表した。

現役時代に担当した日迫真吾助手は「引退してから1度も会いに行けなかった。ジェンティルの子ジェラルディーナが活躍してくれて、モアナアネラも3勝。さらにその子のカフェラバーが先週(24日東京7R)勝っているのを見て、つながっているんだなと」と語った。

現役時代については「痛いところはない馬だった。12年チューリップ賞の前に軽い熱発と明かしていたけど、実は1週間くらい続いた。それもあってチューリップ賞は4着。今思えば、その熱発があったから、元々は掛かる感じの馬だったのが桜花賞、オークスと折り合えたのかも」と振り返った。キャリア19戦中、完璧に仕上げたのは12年のジャパンCだったという。「当日の馬体重はマイナス14キロ。予定通りの仕上がりだった。深夜に帰宅してテレビの録画を見たら、パドック解説では『細い』と言われていたけど、そういう仕上げをしていた。逆にその前の秋華賞(1着)は、馬体はよく見せたけどちょっと余裕があったんだよね」と明かした。勝って引退レースに花を添えた有馬記念時については「天皇賞、ジャパンCと使って、たたき3戦目でいい状態だったので、仕上がりに自信はあった。力のいる馬場は大丈夫な馬で、荒れた馬場だとちょっと気をつかって走る面があったね」と悼んだ。