トムはジャパンCにぞっこんだ-。英国のアットザレーシズ電子版は28日、ジャパンCでブレイディヴェーグ(牝5、宮田)に騎乗するトム・マーカンド騎手(27=英国)のインタビュー記事を掲載した。
22年デアリングタクトで4着、23年スタッドリーで8着。今回が3度目のジャパンC騎乗になるマーカンド騎手は「ジャパンCに騎乗できてうれしいです。このレースはいつも勝つのが難しいのですが、今年はさらに厳しいものになりそうです。世界有数のG1競走であり、誰もが知っているレースです。騎乗依頼をもらうのは簡単ではなく、騎乗できるだけで意味があります。そして、このチャンスを最大限に生かして、最高の結果を出せるように願っています」と意気込みを語っている。
ジャパンCというレースの魅力についても深く紹介。「ジャパンCの雰囲気は世界最高の1つだと思います。レース当日の盛り上がりやファンの反応は本当に特別です。スタート地点が観客のすぐ前なので、どれだけの人が集まっているのかがわかります。日本のファンはもちろん礼儀正しいのですが、レースが始まる直前、馬がゲートに入る前に拍手のカウントダウンが行われ、その音が文字どおり、床にバイブレートします」と伝えた。
英国のトップジョッキーは自身の体験談として、世界のビッグレースとの比較も紹介。「ダービーや凱旋門賞のようなレースがとてもスペシャルなのは確かですが、スタート地点にキャンターで向かうと、観客の存在はまったく意識しなくなり、レースの熱狂から解放されます。ジャパンCはほぼ正反対で、パドックを歩いていると静まり返っていて、たくさんの人が馬に愛情を注ぎ、レース直前とレース中は大歓声になります。これは本当にクールな体験です」と語っている。
今年のレースで騎乗するブレイディヴェーグについては「とてもいい牝馬です。この距離を走るのは初めてなので、そこが課題になりますが、脚がたまれば、いいレースになると思います。先週の追い切りの感触も良く、体調もとてもいいです。枠順も悪くないし、選択肢は豊富にあります」と期待を寄せている。