【ジャパンC】イチロー氏「ナチュラルの極み」活躍続ける武豊騎手の「武器」を解説

トークショーに臨むイチロー氏(撮影・鈴木正人)

<ジャパンC>◇30日=東京◇G1◇芝2400メートル◇3歳上◇出走17頭

米大リーグで活躍したイチロー氏(52=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)が東京競馬場に来場し、最終レース終了後に実施されたトークショーに出演した。

芝コースの上で行われたこのイベントには、福永祐一調教師も参加。56歳にしてG1を勝つなど、今なお活躍しつづける武豊騎手について話題が及ぶシーンもあった。

福永調教師はイチロー氏に、「豊さんは変わっているじゃないですか。若い頃はぜんぜんトレーニングに興味を持っていなかった。何かイチローさんから見て面白いと思うポイントは」と質問を投げかけた。

するとイチロー氏は「通常、アスリートは年齢を重ねていくうちに体が変化し、動いていたものが動かなくなってくる。それは若い頃に無駄な筋肉をつけてしまったことが原因で、制御が利かなくなってしまうことは結構ある」とまず解説。

そして「武さんを見ていると、『子どものバランスだよ』って思うんですよ。ゴルフをやっても肩甲骨がめっちゃきれい。ナチュラルの極みみたいなものですよね。生まれながらのバランスが武器。特別なウエートトレーニングなどをしてこなかったことが、最大の武器なのではと感じている。野球やほかの競技では、体を無駄に大きくして戻れなくなるケースは結構ある」と熱く語った。