<鳴尾記念>◇6日=阪神◇G3◇芝1800メートル◇3歳上◇出走14頭
6歳で初タイトル! デビットバローズ(せん、上村)が、デビュー18戦目で待望の重賞初勝利を挙げた。リズム良く運んで、直線は余裕を残したまま2馬身差で快勝した。岩田望来騎手(25)は昨年のヨーホーレイクに続く連覇となった。
◇ ◇ ◇
雲ひとつなく晴れた冬空の下、デビットバローズの差し脚が映えた。スタート直後から先行争いが繰り広げられるも、それを1歩引いて見る形で自身のペースを崩さなかった。岩田望騎手は「馬のリズムを崩さなかった結果が1着。これで負けたら仕方ないなと思った」と振り返る。自信を持ったリードだった。
直線では追えば追うほど力強く伸びた。先に抜け出した2着馬を楽にかわすと、2馬身差をつけて突き抜けた。鞍上は「それにしても強い勝ち方だった」と笑みを浮かべる。昨年の函館記念後に去勢。「せん馬になってから成績が安定している。これからどんどんよくなると思う。1つ重賞を勝つことができたし、これからも頑張ってくれると思う」と今後にも期待を寄せた。
担当の上村厩務員は「コースとかも合っていた。とにかく冬場がいい馬。状態は良かった」と笑顔で勝因を分析する。6月しらさぎS以来の実戦だったが、手応えのある仕上がりで送り出していた。年内は出走せず、この後は放牧に出る予定。7歳となる来年は、飛躍の年になりそうだ。【下村琴葉】
◆デビットバローズ ▽父 ロードカナロア▽母 フレンチビキニ(サンデーサイレンス)▽せん6▽馬主 猪熊広次▽調教師 上村洋行(栗東)▽生産者 社台ファーム(北海道千歳市)▽戦績 18戦6勝▽総獲得賞金 1億6639万3000円▽馬名の由来 人名より+冠名