香港国際競走が14日、シャティン競馬場で行われる。ニッカンコムでは今回も「ダンディ高木」こと高木一成記者の予想を無料で公開します。昨年のケンタッキーダービーで◎ミスティックダン(10番人気=単勝31・3倍)、今年のドバイゴールデンシャヒーンで◎ダークサフロン(9番人気=単勝54・4倍)を推した男はこの秋も愛チャンピオンS、凱旋門賞、BCフィリー&メアターフで鋭い予想を連発。世界の競馬を知る「ダンディ高木」が春の香港チャンピオンズデーのリベンジに燃えています-。
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メインの香港カップは7頭立て。日曜の朝から戦い続け、香港国際競走も最後の4競走目です。ここを当てて、夜の日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」最終回(午後9時放送開始)に備えようではありませんか。
狙いはアイルランドから参戦する◎ガレンです。7頭立てで4連覇を狙う地元のロマンチックウォリアー、日本馬ベラジオオペラの2頭がどんな前後関係になるのか注目の一戦。◎ガレンは前走のバーレーンインターナショナルトロフィーで逃げて2着に好走していて、ここでどのような作戦を選ぶのか気にしていたのですが、マクモナグル騎手は「ロマンチックウォリアーはおそらく私たちの後ろにつけるでしょう。彼のことは気にせず、自分の馬に集中する」と現地取材でコメントしました。事実上の逃走宣言です。内枠だとテンのダッシュ力の差で位置が後ろになる可能性は高いのですが、今回は7頭立ての大外枠。これなら包まれず、最初のコーナーでハナに立つシーンが浮かびます。
7頭立てでマイペースの逃げ。もちろん、好位にロマンチックウォリアーやベラジオオペラが控えて、後ろからはローシャムパークがまくってくる可能性もあります。決して楽ではありません。ただ、管理するジョセフ(オブライエン調教師)は会見で「バーレーン(前走)はキャリア最高の走りでした。彼は右回りを得意としています」ときっぱり。4歳セン馬で、まだまだ伸びしろの大きな馬。「ロマンチックウォリアーは現役最強かもしれない。戦えて光栄です」「賞金を獲得できれば」とやや控えめな表現ではありますが、無欲の逃げ残りがあっていい。
どこか今回のシチュエーションって、重なるんです。少頭数、ジョセフ・オブライエン厩舎で、ノーマークの逃げ、日本で海外馬券発売…。3年前(22年)のロイヤルアスコット開催、プリンスオブウェールズSを5頭立て4番人気で逃げ切ったステートオブレストに…。あのときは1番人気ベイブリッジ、2番人気シャフリヤール、3番人気ロードノース、5番人気グランドグローリーというメンバーでした。
今年、アイルランドで初めてリーディングジョッキーに輝いた22歳のディラン・ブラウン・マクモナグル騎手は主催者から発表されているようにこの後、3カ月ほど香港で短期免許を取得予定。先月のBCターフでは障害競走との二刀流、エシカルダイアモンドで豪快な差し切りを決め、世界をアッと言わせましたが、ここは香港の競馬関係者へ向けたアピールの大チャンスです。さあ、残せ、ディラン。伏兵◎ガレンの単複(4)で勝負します。
◆ダンディ高木の的中 秋競馬もさえわたっている。愛チャンピオンSは8頭立て6番人気の◎ロイヤルチャンピオンが3着に好走。凱旋門賞は5番人気3着◎ソジー、前回のBC開催はフィリー&メアターフを3番人気1着◎ゲゾラを推した。