(有)サンデーレーシングは有馬記念(G1、芝2500メートル、28日=中山)に史上5頭目、牝馬初の連覇がかかるレガレイラ(牝4、木村)、今年の皐月賞馬ミュージアムマイル(牡3、高柳大)の2頭を送り込む。同クラブ代表でノーザンファーム副代表の吉田俊介氏(51)が、大一番への特別な思いを語った。今回はレガレイラ編をお届けする。【取材・構成=高橋悟史、桑原幹久】
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-連覇がかかる有馬記念への心境
結果的に向いているレースなのかなといろいろな流れを見ながら思ったので、まず有馬記念にどうやって向かっていくべきかを考えてローテーションを組みました。その中で良化途上かなと思っていたオールカマーを勝ち、続いてエリザベス女王杯も勝利したうえで、今回もいい状態で臨めると思っているので楽しみにしています。
-昨年は3歳牝馬として64年ぶりの勝利
すごく期待している馬なのにちゃんと結果を出してあげられなかった。力を出してあげられる状況にできず歯がゆかったので、勝てて本当うれしかったですね。
-レース後には骨折が判明した
大丈夫かなと思って宝塚記念に臨みましたが、意図せず休んだ3カ月という期間があったので、思うように調子を上げてあげられなかったのかなという反省はあります。その後に札幌記念に使えるかなと相談してからも状態が上向きませんでしたし、なかなか難しいところもある馬。それでもこの秋の活躍は皆さんご覧の通りなので、今はいい状態かなと思っています。
-強い精神力で故障を乗り越えた
やっぱり能力ある馬で、早い時期からすごく期待していました。皐月賞、ダービーとトライして結果は出ませんでしたが、それくらい期待しています。そういう馬で結果が出せてよかったなと思います。
-長所は
早い段階から牡馬相手に戦うことができた強い気持ちの女の子ですね。長い距離の番組を選んで使ってきした。
-ルメール騎手とは昨年のエリザベス女王杯5着以来、5戦ぶりのコンビ
去年、エリザベス女王杯で負けた後にチェルヴィニアの秋華賞祝勝会があって、そこで木実谷くん(ノーザンファーム天栄場長)と僕とルメールさんで話したのですが、ルメールさんから「本当にうまくいかなくて申し訳ない」という話はありました。なかなかうまくいかないな、というのは双方が思っていました。
-ルメール騎手に期待することは
去年のエリザベス女王杯までは乗ってくれていましたし、やっぱり大きいところで勝ってくれるジョッキーなので何の心配も、もちろんしていないです。
-今年はファン投票では歴代最多得票数を獲得
(全体の)得票数自体も相当増えていますし、ロイヤルファミリーもすごく人気のまま終了しましたから。競馬を見てなかった人もすごく競馬に注目してくれているな、というのはすごく感じます。
-ドラマは鑑賞されたか
毎週見ていますよ。リアルタイムで見ることもありますし、間に合わなくても配信で追っかけました。
-ファンへメッセージを
早い時期から有馬記念を大目標と思ってローテーションを考えてきましたし、本当にいい状態で臨める今回の有馬記念だと思うので、応援してください。