今秋大きな話題になったTBS系連続ドラマ、日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」から今年の有馬記念(G1、芝2500メートル、28日=中山)の予想のヒントを探す競馬ファンは多そうだ。日高の馬、継承、椎名オーナーの勝負服、ドラマで勝った馬番、ゲスト出演した競馬関係者など…。
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ドラマでロイヤルの馬を活躍させた立役者の1人が、安藤政信(50)演じる広中博(ひろなか・ひろし)調教師だ。妻夫木聡演じる栗須栄治や佐藤浩市演じる山王耕造とのやりとりで見せたホースマンとしての信念を貫く姿は、まさに一流の調教師だった。
広中師は実家が牧場。実家の牧場にいた牝馬の血が流れる点に注目し、レースや作戦を選択。転厩してきた「ロイヤル」の馬でドラマチックな勝利をつかみ取っている。
今年の有馬記念、実家が生産牧場の調教師が管理している馬が出走する。それが皐月賞馬ミュージアムマイル(牡3、高柳大)だ。ノーザンファームの生産馬だが、管理する高柳大輔調教師(48)は実家が北海道日高町にある生産牧場。美浦トレセンで開業している実兄の瑞樹師も今秋は菊花賞をエネルジコで制している。
これまでにJRA賞最優秀ダートホースのテーオーケインズ、ヴィクトリアMを制したテンハッピーローズ、ケンタッキーダービーに挑戦したテーオーパスワードなどを管理してきた高柳大師。ドラマの広中調教師と同じく実家が牧場の若き敏腕トレーナー、高柳大師の管理するミュージアムマイルは今年の有馬記念の主役にふさわしい1頭だ。