<ゴールドカップ>◇23日=浦和◇S1◇ダート1400メートル◇3歳上◇出走13頭◇1着賞金3100万円
1番人気ムエックスが快勝し、3つ目の重賞タイトルを手にした。ゴールドカップは張田昂騎手(38)が初制覇、騎手時代の08年にチェレブラーレで制した張田京師(61)は調教師として3勝目となった。
スタートを決め、前が引っ張る流れの中で中団に待機。徐々に進出し、4角で3番手に上がると、直線は一枚上の脚色で前を捉えた。「ペースが流れて追い出しはしぶかったけど、馬も根性出して、しっかり気持ちで走ってくれた」と張田騎手。コンビを組む中で「僕の技術でふがいない競馬をしてしまったこともあった」と振り返るが、今年は重賞V(川崎マイラーズ)に始まり、締めくくりも重賞V。「この馬にとっていい1年。ホッとしました」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。張田師は「前走が人気を裏切る形だったので、今日完勝してくれて、馬に感謝」と7歳シーズンを戦い抜いた愛馬をたたえるばかり。来年も千四、マイル路線の先頭を行く。【渡辺嘉朗】
◆ムエックス ▽父 アジアエクスプレス▽母 フォーミー(アドマイヤマックス)▽牡7▽馬主 中辻明▽調教師 張田京(船橋)▽生産者 碧雲牧場(北海道日高町)▽戦績 38戦14勝(うち中央18戦3勝)▽総獲得賞金 2億277万円(うち中央2554万円)▽主な勝ち鞍 25年川崎マイラーズ(S3)、オグリキャップ記念(SP1)▽馬名の由来 人名より
◆勝負服
<フェブランシェ=2着>吉原騎手 出して行くと掛かりが良くなるので、なんとか我慢してくれたけど、最後は物見しながら。乗り難しさを出してしまった。勝ちたかったけど、勝ち馬は強い。負けて強しの2着だと思う。
<ポリゴンウェイヴ=3着>落合騎手 行き切れたけど、向正面で来られて展開が苦しくなった。それでも粘れているからしぶといですね。いいころに戻っている感じがします。
<ギャルダル=4着>篠谷騎手 勝ち馬の後ろにいて動けるところで動けていたけど、勝ち馬の切れが一枚上でした。まだ休み明け2戦目なので、これから良くなってくると思います。
<アウストロ=5着>秋元騎手 今回はスタートの1歩目から良くなかった。出てからも手前を替えてばかりいて、道中も進んでいかなかった。ちょっと調子落ちなのかな。