ばんえい今井千尋騎手が女性重賞初V、通算19回目騎乗で悲願達成/ヒロインズC

サクラヒメ騎乗で重賞初勝利を挙げた今井騎手(ばんえい十勝提供)

<ヒロインズカップ>◇1日=帯広◇BG1◇ダート直線200メートル◇4歳上・牝馬◇出走10頭

1番人気のサクラヒメ(牝8、今井)に騎乗した今井千尋騎手(25=今井)が2分6秒1で勝ち、ばんえい競馬史上初の女性騎手の重賞制覇を成し遂げた。第2障害を3番手で降りると、直線半ばで先頭に立ち、古馬牝馬の最強決定戦を制した。

レース後「いまだに信じられない気持ちの方が大きいです。レース前は(重量800キロで)一番ハンデを背負っているので、馬なりに進んで行くことを考えていました。レースが始まり、馬が自分でゴールを目指して曳いてくれているのが伝わってきて、やっぱり強い馬だとあらためて思いながら騎乗していました」と喜びを口にした。

今井は父茂雅調教師のもとで厩務員として馬に携わり、22年11月に騎手試験6度目の挑戦で合格。22年12月にばんえい競馬史上4人目、現役2人目の女性騎手としてデビューした。23年11月には帯広市単独開催となった06年以降、最速の通算100勝を達成した。

今年1月17日には今季の勝利数を123勝とし、名古屋競馬で活躍した宮下瞳(現調教師)が24年度に記録した122勝を上回り、地方競馬女性騎手の年度最多勝記録を更新。今季は1月26日現在、騎手リーディング2位の127勝を挙げている。

重賞は23年10月の初挑戦から、通算19回目の騎乗で悲願の初勝利となった。

 

今井騎手の重賞全成績(競走除外含む)

23年

◆10月15日・ナナカマド賞(BG3)=5着(騎乗馬スマイルカナ)

◆11月5日・ばんえい菊花賞(BG2)=6着(ベニサクラ)

◆11月12日・クインカップ(BG3)=競走中止(ホクセイサクランボ)

◆12月3日・ばんえいオークス(BG1)=7着(アバシリモミジ)

24年

◆5月5日・カーネーションカップ(BG3)=7着(ホクセイサクランボ)

◆12月1日・ばんえいオークス(BG1)=4着(イワキエンジェル)

25年

◆1月26日・ヒロインズカップ(BG1)=9着(ホクセイサクランボ)

◆2月16日・チャンピオンカップ(BG2)=9着(スマイルカナ)

◆3月16日・ばんえい記念(BG1)=競走除外(キンツルモリウチ)

◆5月17日・カーネーションカップ(BG3)=5着(サクラヒメ)

◆6月15日・北斗賞(BG3)=10着(サクラヒメ)

◆6月29日・柏林賞(BG3)=10着(ユーフォリア)

◆7月20日・ばんえい大賞典(BG3)=7着(ホクセイヒラリ)

◆10月12日・ナナカマド賞(BG3)=6着(パワーシンデレラ)

◆11月2日・ばんえい菊花賞(BG2)=5着(ホクセイテンリュウ)

◆11月9日・クインカップ(BG3)=6着(ガーネット)

◆11月23日・ドリームエイジカップ(BG3)=競走中止(サクラヒメ)

◆11月30日・ばんえいオークス(BG1)=8着(ジェイオージョ)

◆12月30日・ばんえいダービー(BG1)=6着(ホクセイテンリュウ)

26年

◆2月1日・ヒロインズカップ(BG1)=1着(サクラヒメ)