あとはG1だ!レーベンスティールが史上2頭目の4年連続G2制覇/中山記念

中山11R、中山記念を制したレーベンスティールと戸崎騎手(撮影・丹羽敏通)

<中山記念>◇1日=中山◇G2◇芝1800メートル◇4歳上◇出走14頭◇1着馬に大阪杯優先出走権

第100回中山記念優勝馬として、その名を刻んだ。3番人気レーベンスティール(牡6、田中博)が好位から抜け出し、重賞5勝目を挙げた。勝ち時計は1分45秒1。4年連続G2制覇は、ゴールドシップ以来史上2頭目の快挙となった。

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歴史と伝統を持つ一戦で改めて実力を示した。「第100回」と刺しゅうされた中山記念の優勝レイを首にし、レーベンスティールは誇らしげだった。

道中3、4番手でリズム良く運び、直線で進路が開くと一気に抜け出した。戸崎騎手は「ためれば速い脚を持っている馬。道が開けばという感じだった。開いてからは速い脚で抜け出してくれました」。23年ラジオNIKKEI賞以来、2年8カ月ぶりのコンビ再結成だった。「折り合い面についても、昔よりすごく乗りやすくなっている」と、久々にまたがったパートナーの成長を実感した。

重賞はこれで5勝目。そのうち4つがG2だ。3歳時にセントライト記念、4歳時にオールカマー、5歳時に毎日王冠を勝ち、6歳初戦の中山記念を制した。4年連続G2制覇はゴールドシップ(12年神戸新聞杯、13~15年阪神大賞典)以来2頭目。すべて異なるG2タイトルを4年連続で手にしたのは史上初となる。

田中博師は「それだけタイトルを取れていることは素晴らしいこと」と評価したうえで、「やっぱりG1の舞台でのタイトルが足りていない。そこを今年は求めたい」と満足していない。前走マイルCSでは12着に敗れるなど、G1は国内外で3戦し、まだ掲示板にも載ったことがない。今度こそビッグタイトル獲得へ-。その足掛かりとなる快勝劇だった。【奥岡幹浩】

◆レーベンスティール▽父 リアルスティール▽母 トウカイライフ(トウカイテイオー)▽牡6▽馬主 (有)キャロットファーム▽調教師 田中博康(美浦)▽生産者 広富牧場(北海道日高町)▽戦績 16戦7勝(うち海外1戦0勝)▽総獲得賞金 3億3156万6000円(うち海外0円)▽馬名の由来 生き様(独)。父名、母名より連想。生き様で魅了する馬になるように