昨年10月のG1デューハーストSを制し、英国クラシック初戦、英2000ギニーの有力候補の1頭だったゲワン(牡3、A・ボールディング)が9日朝、ケンプトンパーク競馬場での調教中の事故で急死した。アンドリュー・ボールティング調教師(英国)が発表し、レーシングポスト電子版など現地メディアが伝えている。
ゲワンはナイトオブサンダー産駒でこれまで4戦3勝。怪物フランケル、シティオブトロイなど多くの名馬が制した2歳G1のデューハーストSを制し、クラシック候補として期待を集めていた。英2000ギニーの前に前哨戦のグリーナムSに出走予定だった。
ボールディング師は「大変残念ですが、ゲワンが今朝、ケンプトンの調教中に大けがを負いました。獣医師が駆けつけ、馬の手当をしましたが、残念ながら助かりませんでした。オーナーとそのご家族、騎乗していたジェームズ・ドイル(幸いケガはなかった)、キングスクレア(ボールディング厩舎の私設調教場)でゲワンを担当していたマリー・ペローに心からお悔やみを申し上げます」とコメントしている。
クラシック候補の悲劇的な死に対し、大衆紙サンは「究極の悲しみ」、アットザレーシズは「大きすぎる損失」と報じ、Xでは競馬ファンが「悲しすぎる」「なんてこと…」「やすらかに」「この馬にかかわったすべての方々にお悔やみ申し上げます」「今年のギニーの勝ち馬だと確信していました。胸が張り裂けそうです」とコメントを書き込んでいる。