石神深一騎手ラスト騎乗7着 武豊騎手&横山典騎手から花束「涙が出そう」/京都4R

京都4R、引退レースを終え記念写真に納まる横山典弘騎手(左)と石神深一騎手

<京都4R>◇26日◇障害未勝利◇直線ダート2910メートル◇4歳上◇出走14頭

今月30日付で引退する石神深一騎手(43)が現役最後の騎乗を7着で終えた。

1番人気のフジフォンテ(セン7、粕谷)に騎乗して好位につけたが、4コーナーあたりで脱落した。それでも無事にゴールすると観客席から温かい拍手が起こった。

「ホッとしました。隣で転んだ馬がいましたし、この仕事はやっぱり危ないと思いました」

すでに先週の中山で引退式を済ませていたが、レース後には武豊騎手や横山典騎手から花束が贈呈された。

「この世界には2人に憧れて入ったので、グッとくるものがありました。引退式の時は、もう1週残っていたから緊張感もありましたが、今はいろいろ緩んで涙が出そうです」

01年に美浦の成宮厩舎からデビュー。障害界の絶対王者オジュウチョウサンの主戦を務め、中山グランドJ5連覇などJ・G1で9勝を挙げた。JRA通算成績は4101戦218勝(うち障害1395戦140勝)、重賞26勝、J・G1は11勝。障害競走の全6場重賞制覇(中山、東京、新潟、京都、阪神、小倉。中京を含めると7場制覇)や、史上初のJRA障害重賞完全制覇の偉業も達成している。

引退後は美浦の柄崎厩舎で調教助手となる。「少しずつ障害レースの売り上げも上がっていて、メディアも取り上げてくれる。これからも少しずつ注目されていけば。これからもトレセンにいるので、できる限り協力していきたいです」と意気込んでいた。